日陰者は日陰を歩く権利がある

前回、日本の夏がとにかく暑いという話をしたが、今回も暑さに関する話。

前回は室内での話だったので、今回は外での話をしようと思う。





前回も散々書いたが、日本の夏は暑い。
特に、夏場のよく晴れた日の外出は、即ち死を意味する。

直射日光に晒されれば、即座に溶けるか灰になる。

だから我々は日陰を歩く。
奪い合うようにして日陰を求める。



そのために、自分がどれだけ日陰を歩くに相応しい人間かをプレゼンするのである。

「俺のLINEの友達0人」
「私の卒業アルバムの寄せ書きページ白紙のまま」
etc…。

このように自分がどれだけ人々の注目を浴びていない人間か。
日の当たらない日陰者であるかを…。

こうしたプレゼン大会を制し、日陰者である事が認められた者に日陰を歩く権利が与えられる。





つまり何が言いたいか。
日頃から人々の注目を浴び、日の当たる存在である所謂パリピ
彼らには日陰を歩く権利はないのである。
パリピは日陰を歩くな、日向を歩け。





我々日陰者は日陰者らしく日陰を歩いているのである。

我々日陰者は、その正当な権利を行使しているのである。
常日頃から人々の注目を浴びることを拒絶することによって手に入れた権利を…。

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