野性味に溢れて牡丹鍋をした

ある日突然野生身に溢れ出した筆者。
野性味に溢れ、もうとにかく野生を味わいたい、野生をその身に宿したい。



その欲求の結果、野生のイノシシ肉を購入。
今までイノシシは食べたことがなかったので、見分を広めるという意味合いも兼ねてね。
買った部位はモモ肉。
赤身と脂身のが綺麗に分かれてますね。

因みに写真で250g。
買ったのは500gで4500円、100g当たり900円換算…。
下手な和牛よりも高い…。



そして、イノシシ肉を味わうならやっぱり鍋。
牡丹鍋ですね。
折角なのでそれっぽく盛り付けました。
本当はもっと牡丹の花っぽく盛り付けしたかったのですがね…。
盛り付けが下手でも昔の人がイノシシ肉を牡丹の花に例えたのがわからなくもない。

しかし、盛り付けている間に肉の鮮やかな赤身部分が赤黒くなっていく…。
買ったときは真空パックされていましたが、空気に晒された瞬間から劣化が始まる…。
鮮度が命ということを教えてくれます。



鮮度が命なので急いで鍋に投入。
飾りの為だけに入れた分で牡丹鍋ということが伝わりますかね?
イノシシは強火で一気に火を通すと硬くなってしまうそうなので、弱火でじっくり煮ていきます。

ゆっくり煮て、待っている時間が待ち遠しい。
夏にする鍋も良いものだなあ…、ってね…。



ゆっくりと火を通して、お椀に盛り付け。
鍋といえばビール、ビールと一緒に頂きます()
人生初のイノシシ肉、口に入れると少し硬い気がする肉質。
しかし、噛み切れないような硬さではなく、サクサクとした肉質
この肉質は一般的な牛、豚、鶏の肉とは全く違う、食べなければわからない。

そして味の方も、獣肉だというのに臭みは一切ない
脂身もサラッとしていて癖がない。
噛めば噛むほど旨味が溢れてきて、箸が止まりません。



卵と絡めて食べるのもいいと聞いたので、すき焼き風に。
牡丹の花っぽく盛り付けたイノシシのツーショット。
この食べ方もいい。
卵と絡めることで益々箸が進んでしまう。
まあ普通のすき焼きが美味しいんだから、この食べ方も美味しくて当たり前と言えば当たり前。





また、試しに何もせずただ焼いたものも食べてみることに。
純粋にイノシシを感じるために、味付けは塩胡椒だけで。
これでもかと野性味が溢れ出してますね。

しかし、焼き方が悪かったのか、元々の肉質なのか、脂身の部分が少し硬い。
脂身の部分は噛み切るのに若干顎を使いました()

味の方は癖もなく脂身もサラッとしているのですが…。

やはりイノシシは牡丹鍋ですね。
まだ半分残っているので、そちらは煮る系の料理にします。





人生初のイノシシ肉、美味しく頂けました。
最近ジビエ料理が流行っている理由が分かった気がします。

高い買い物なので頻繁に食べれるものではないですが、機会があればまた食べたいですね。

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