【忍野八海】富士山麓に心の安寧を求めて

10月になりましたが、まだ暑い日もあります。
涼しい日も増えてはいますが、まだまだ暑い…。

そして、ここ最近日常が慌ただしく過ぎ去り、心が落ち着かない…。



という事で涼と安寧を求めて忍野八海へ。
冷たい富士の雪解け水が湧く、涼しく静かな地。

先ず最初に向かったのは、忍野八海の直ぐ近くにあるさかな公園
そのさかな公園の中にあるここ。
富士湧水の里水族館

森の中の水族館、とも呼ばれ入り口からいい雰囲気です。

その名前にもある通り、富士山からの湧水を使っています。
富士の湧水は冷たいという事で、その冷たい淡水に適した魚を中心に展示。
という事で、こちらは少し珍しい淡水魚専門の水族館になります。



ここの魅力の1つは、日本の小川を再現したこの水槽。
水の中からも 、水の上からも魚を見ることができます。
外に出ているので、天気によって見せる顔が変わりそう。
何度来ても面白そうですね。
透明度の高い富士の湧水を使っている為、奥の方の魚までよく見えます。

中には畳に座りながら見れる場所も。
畳に座りながら日本の小川を眺める…、風情がありますね…。



他にもこの二重回遊水槽も面白い。
回遊水槽を内と外で区切り、小さな魚と大きな魚が一緒に泳いでいるように見えます。
自然界では一緒に泳いでいない魚が同時に見れるのは面白いですね。


森の中の水族館の名の通り、森の中にひっそりと佇んでいる。
それ故に建物の中はそれほど広くはない。
それでも水族館だけでなく、さかな公園全体としても面白い。

水族館の隣には、富士山麓の自然について展示している施設も。
森の学習館
富士山周辺の植生を中心に解説しており、富士山と人間の暮らしを知ることができます。

外を歩けば桂川から引いた水を使った巨大なビオトープ。
これが日本の元風景なのだろうか?





一通りさかな公園を楽しんだら、そこから10分ほど歩く。

次は世界遺産にもなっていて、今回のメインの目的地。
忍野八海

国指定天然記念物、名水百選、世界文化遺産etc…。
数々の称号を欲しいままにする景勝地。

富士山の雪解け水が湧水となって出来た泉。
湧水というだけあり、とても透明度が高い。
だが、筆者の腕が悪いせいか、写真だとその透明感がいまいち伝わらないのが残念…。



そしてこの忍野八海の湧水、飲む事も可能。
場所は2か所あり、どちらも無料。
雪解け水だからなのかとても冷たい。
体の熱を冷ましてくれますね。



周囲には食事処や土産物屋が軒を連ねてます。
中には富士の湧水を使った蕎麦や放蕩のお店も。

他にも忍野八海周辺で釣れた魚の姿焼きも食べられます。
今回は山女魚の姿焼きを頂きました。
産地が直ぐ目の前というだけに、とてもとても新鮮。
ただ塩を付けて焼いただけなのに、十分美味。



最後に、忍野八海から離れる時の1枚。
富士山
この日は曇っていましたが、それでもとてもはっきり見えました。
晴れた日はもっと雄大な景色が望めそうですね。





10月なのにまだまだ暑い日が続きますが、忍野八海で適度に涼むことが出来ました。
これから寒くなって雪でも積もれば、また違った顔を見せてくれそうですし、時期を変えてまた行ってみたいですね。

一期一会の旅が楽しめそう。

そして、富士山のパワーが貰えたかはわかりませんが、湧水で心身ともに浄化された気がします。

これからは心穏やかな日常が訪れてほしいですね…。

コメント

このブログの人気の投稿

ANAインターコンチネンタル石垣リゾート・クラブインターコンチネンタル宿泊記

【石垣島】ユーグレナモールでのお買い物

【石垣島】南の島レンタカー1周記録